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【 自閉症とは? 】
脳の機能のかたよりを原因とする、1000人に2〜3人の割合で起こる発達障害。
ほとんどの場合生まれつきの障害であること、症状が発達期に現れること、基本的に生涯にわたる障害であることが特徴です。
次のような3つの領域に発達のかたよりが見られます。
>>「社会性」の障害:対人関係におけるやりとりが上手にもてない
>>「コミュニケーション」の障害:言語発達の遅れと偏り
>>「こだわり」:興味関心の対象が狭く偏っている、こだわり行動がある
自閉症は先天的な脳障害です。この為、周りの人々との上手なコミュニケーションがとれない障害です。現在話題となっている引きこもりとは、全く別のものです。また現在の医学においては残念ながら完全に治ることはありません。
自閉症の多くが知的障害を伴っています。その場合、全く精神的成長がないわけでなく、少しづつ一般の人々より時間をかけて成長は致します。ただ、その成長が遅く、例えば実際は15歳だが知的には3歳であったりもします。
自閉症の人の中には特殊な能力を持つ人が多いようです。たとえば、記憶力・絵画・音楽等健常な方よりも抜き出た力を発揮する割合が多いようです。知的障害を伴わない自閉症を高機能自閉症といい、(てるき君の場合は高機能自閉症ではありません。)割合は少ないですが一般社会で活躍している人もいるようです。また、言葉の遅れを伴わないアスペルガー症候群も自閉症に含まれます。
最近は自閉症を取上げた映画・TV等も増えてきました。ダスティンホフマン主演の「レインマン」、山田洋二監督の「学校V」、TVドラマで藤井フミヤさんが演じた「天使の消えた街」、等でも自閉症はテーマとなっております。※2004年には戸部けいこさんの「光とともに・・・」がTVドラマ化され、この障害に対する理解が少しずつ近づいてきているようです。
【自閉症の症状】
1.対人関係の障害
他人との関わりの問題です。乳幼児のころだと、「母親に微笑まない」「おとなしい」「抱き上げてもしがみつこうとしない」「視線が合わない」など、青年・成人期では、「友達が出来ない、うまくいかない」1などです。これには自閉症の人には相手の気持ちや考えを読み取ることができないために起こっています。普通、人が会話するときには相手の言ったことに対して、その表面上の言ったこと以上のことを含んでいます。「怒ってません!」と怒鳴られたら、普通の人はそのアクセントや語気から怒っていると思うでしょう。しかし、自閉症の人にはその言葉どおりに「怒っていない」と思ってしまうことが多いのです。そのため、社会でのコミュニケーションがとりにくく、不適応状態になってしまうのです。
2.言語の問題
ことばの遅れが自閉症児には必ずあります。自閉症の人には一生言葉を持たない人もいます。多くの自閉症の人はわずかな言葉や必要最小限の言葉しかもっていません。言語で特徴的なのはオウム返しです。「ご飯食べた?」「ごはん食べた」「今日は何する?」「今日は何する」といった感じで、言葉を繰り返すのです。
3.反復常同行動、執着的行動
「手をひらひらさせてずっとそれを見ている」「いつもと違った道を通るのを嫌がる」「一日の予定が少しでも変わるとパニックになる」「同じ音楽を一日中聞いている」といった同じ行動をいつもしようとしたり(同一性保持)、その行動を変えられたり止めさせられるのを非常に嫌います。
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